Orbit Downloaderのレビュー
公式サイトはこちら → Orbit Downloader
Orbit Downloaderは、フリーのダウンロードソフトの中でも個性的なダウンロードソフトです。Craving Explorerにはない機能があるのでご紹介しましょう。デメリットもあるソフトなので、それについても書いてみます。
Orbit Downloaderの特徴
Orbit Downloaderはユーザーのパソコンの負担にならないように設計されています。そのためCPUの使用率は限りなく小さく、ソフトウェアの容量もとても軽いのです。パソコンへの負担が小さいのでダウンロード中に他のソフトウェアで作業をしても構いませんし、古いパソコンを使っていてもダウンロードは行えます。
複数ファイルの同時ダウンロードに適応しています。
複数の動画サイトの画面を開いて次々にダウンロードすることができます。
インターフェイスがシンプルなので、初めて動画のダウンロードを行う人にでもすぐにダウンロードできる操作性を誇ります。
海外のマイナーなサイトに対応しています。
対応OSはWindows XP、Vista、7それ以外は未確認となります。
言語は英語と日本語に対応。
メリット
WEB 2.0 のダウンロードに対応しているので、YouTube以外にPandoraやRapidshare、Imeemなどからダウンロードができます。公式サイトに記載はありませんが、ニコニコ動画などの人気動画サイトもカバーしています。
・ダウンロード操作がとても簡単で、動画を表示させたらすぐに落とすことが可能。
・同時のダウンロードにも対応しているので、たくさんの動画をサクサクと落とすことができます。
・ダウンロードの際にパソコンのマルチスレッド機能を利用できるので、ダウンロード速度がとても速いです。
・対応ブラウザはIEとFirefoxなので多くのユーザーが利用できる。
デメリット
・ブラウザとの連動のためにソフトウェアをパソコンにインストールする必要がある。
・過去にDDoS攻撃のマルウェア感染が報告されたことがあるソフトである。アップデートは行われているが、特に公式サイトでの通知はなく現在は安全か不明。
・動作はWindowsのみで、Macでは利用できない。
・動作停止の報告が多く出ている。動作は不安定な部類に入る。
導入方法
日本語設定はとても簡単です。上のバーの「View」でJapaneseにすれば日本語化は完了です。
Orbit Downloaderの設定
ディレクトリは、ダウンロードした動画の保存先を選択できます。高速化は、基本的には高速に設定しておくといいでしょう。
アンチウイルスは、落とした動画ファイルをスキャンして悪意のあるプログラムが含まれていないかチェックします。一般では多彩な設定ができます。パソコン起動時にプログラムを起動させたり、ダウンロード完了時に通知してくれたり、ダウンロード失敗時に自動で再開するレジューム機能を使ったりできます。またスケジューラではダウンロードの予約を設定できます。
Orbit Downloaderの使い方
インストール後は動画サイトへ移動してください。動画が再生されると、マウスポイントの部分にGetitボタンが現れます。ボタンを押すと動画情報を読み込み、確認のOKを押すとダウンロードが開始され、設定のディレクトリで指定してフォルダに動画が保存されます。
メイン画面
メイン画面では落とした動画の一覧などが確認できます。それぞれの動画のファイル形式、ファイルサイズ、URLが記録されて表示されます。
一覧画面で上部の再生開始ボタンを押して視聴することもできます。
まとめ
Orbit Downloaderはダウンロード機能が強力で、高速で動画を落とすことができるダウンローダーです。日本語化に対応していて使い方も簡単なので初心者でもわかるでしょう。しかし、以前にOSを攻撃するウイルスが入ったことで現在もリスクは残っています。また口コミではソフトがクラッシュしてダウンロードできなくなったとの書き込みが多く、安定性も低いソフトです。
動画ダウンロードを楽しみたいのであれば、定番の人気ソフトMXONE2を活用すれば安全で高速にダウンロードができ、これらのデメリットは一切なくなるでしょう。
